スナップ写真は、なんでもない日常や町中の写真を撮影することです。
「この風景良いな」と思ったときにシャッターを切って撮影をするので、人が写ってしまうこともよくあります。
撮影をするだけであれば問題ないのですが、人が写っている写真をインターネットにアップロードした結果、トラブルに発展してしまうということもあるので、注意しなければなりません。
そこで今回の記事では、スナップ写真を撮影する際のマナーについて徹底的に解説します。
これからスナップ写真を撮影しようと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
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スナップ写真を撮影する際のマナー
ではさっそく、スナップ写真を撮影する際のマナーについて紹介します。
スナップ写真は、撮影するタイミング以外にもマナーがあるので、それぞれ紹介します。
ここで紹介する内容は以下のとおりです。
- 撮影前に確認するべきポイント
- スナップ写真を撮影する際に確認するべきマナー
これらについてそれぞれ解説しますね。
撮影前に確認するべきポイント
まずは、撮影前に確認するべきポイントを解説します。
撮影前に確認するべきポイントは以下のとおりです。
- 撮影してもいいのか確認する
- 荷物を置くスペースが有るか確認する
- 車移動の場合、駐車場所に気をつける
- 都合の良いように環境を破壊しない
これらについてそれぞれ解説します。
撮影してもいいのか確認する
スナップ撮影をしようと考えている場所が、撮影可能なのかどうか理解しているでしょうか?
もしかしたら、撮影禁止の場所という可能性もありますよね。
撮影禁止の場所で撮影をしてしまうと、トラブルになってしまいます。
それを避けるためにも、撮影可能な場所かどうか、事前に確認しておきましょう。
また、撮影をしたいがために、立入禁止場所に入るという方もいます。
マナー以前に不法侵入になってしまい、犯罪です。
撮影を優先しないように気をつけましょう。
荷物を置くスペースが有るか確認する
カメラマンは、荷物がとても多いですよね。
具体的には、以下のようなものを持っているかと思います。
- カメラ
- レンズ
- 三脚
- フィルム
- 大きなリュック・かばん
中には、カメラやレンズを複数持っていく方もいますよね。
そうなると、荷物が多くなってしまいます。
事前にものを置くスペースがあるかどうかを確認しておきましょう。
人の邪魔になるのであれば、荷物を減らしてくださいね。
車移動の場合、駐車場所に気をつける
撮影をしたい場所まで、車で移動をすることもあるでしょう。
その場合には、車を駐車する場所に気をつけてください。
撮影地の近くに駐車場がないこともありますよね。
だからといって、駐車禁止場所に止めるようなことは無いようにしてください。
中には、撮影をしたい時間まで車で待機をしている方も居ますが、それも邪魔になってしまう可能性があります。
マナー違反なので、気をつけましょう。
都合の良いように環境を破壊しない
スナップ写真を撮影していると、「この木がなければ理想の写真が撮れるのに…」という場面に遭遇することもありますよね。
その際に、「枝くらいなら折ってもバレないよね!」といって、写真のためだけに環境を破壊する方が居ます。
スナップ写真はありのままの姿を撮影する行為なので、本末転倒になってしまいます。
そもそも、撮影をしないにしても木の枝を折ることはいけません。
理想の写真を撮影したいからといって、環境の破壊をすることはやめましょう。
ここでは、木の枝を例に出しましたが、置いてあるものをずらすこともいけません。
とにかく、写真のために人の物や自然に危害を加えないようにしてくださいね!
スナップ写真を撮影する際に確認するべきマナー
続いては、スナップ写真を撮影する際に確認するべきマナーについて紹介します。
スナップ写真を撮影する際に確認するべきマナーは以下のとおりです。
- 人が写るなら声を掛ける
- 店舗の中を勝手に撮影しない
- 無断で敷地内に入らない
これらについてそれぞれ紹介しますね。
人が写るなら声を掛ける
スナップ写真を撮影するとなると、写真に人が写ってしまうこともありますよね。
その場合には、声を掛けることがマナーです。
「写真撮影をしているのですが、写真に写してもいいでしょうか?」と聞くことが、トラブルを避けるために必要です。
もし、人に声を掛けたくないのであれば、その人が居なくなるまで撮影をしないようにしましょう。
人が写真に写らないのであれば、トラブルになることはないので、問題ありませんね。
ただし、撮影をするために待つ場所が、人の邪魔にならないことが前提です。
人の邪魔になるのであれば、時間を置いてからまた撮影場所に戻ってくることをおすすめします。
店舗の中を勝手に撮影しない
きれいなお店やおしゃれなカフェに行くと、ついつい店内を撮影したくなってしまうこともあります。
しかし、無断で店舗の中を勝手に撮影することはマナー違反です。
また、人の邪魔になるように撮影をしていると、営業妨害になってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、事前に撮影許可を取りましょう!
無断で敷地内に入らない
知らず知らずのうちに、人の敷地内に入っていることもあります。
きれいな庭や花壇があると、ついつい入ってしまいそうになりますが、住居侵入罪に問われる可能性もありますね。
撮影をしたい被写体があるのであれば、事前に許可を取っておきましょう!
住んでいる方からしても、全く知らない人が撮影をしていたら怖いですよね。
相手のことを考えて撮影をすることが、マナーを守ることに繋がります。
しっかりと確認をしておきましょう!
スナップ写真を撮影する際に知っておくべきマナー
続いては、スナップ写真を撮影する際に知っておくべきマナーについて紹介します。
スナップ写真を撮影する際に知っておくべきマナーは以下のとおりです。
- 無断で人を撮影すると盗撮となる
- 人物が写っている写真には肖像権が発生する
これらについてそれぞれ紹介します。
無断で人を撮影すると盗撮となる
実は、町中でテキトーに撮影した写真の中に人物が入っていると、盗撮になってしまいます。
一言声を掛けて、撮影許可をいただければ問題はありません。
しかし、無言で撮影をした場合には、盗撮になるので気をつけましょう。
人物が写っている写真には肖像権が発生する
人物を撮影してしまうと、肖像権が発生するということを覚えておきましょう。
そもそも、肖像権という言葉の意味を知っているでしょうか?
肖像権とは、「プライバシー権」と「パブリシティ権」の2種類に分類されます。
写真撮影時に気をつけなければいけないのは、プライバシー権です。
プライバシー権は、無断で撮影されたり、撮影された写真が無断で使用されていたりした場合に主張することができる権利です。
仮に、人物が写っているスナップ写真を撮影して、それをインターネットに投稿した場合、撮影された人がプライバシー権を主張することができます。
過去の事例には、民事訴訟に発展してしまうことがありました。
そのため、細心の注意を払って撮影をしなければいけません。
また、インターネットに投稿する場合には、人の顔をぼかしたり、消したりして投稿しなければいけませんね。
しっかりと確認をすることが大切です。
スナップ写真をマナー違反にならずに撮影する方法
最後に、スナップ写真をマナー違反にならずに撮影する方法について紹介します。
特に気をつけなければいけないのは、肖像権ですよね。
そのため、肖像権を侵害しないためにできることを紹介します。
ここで紹介する内容は以下のとおりです。
- モノクロ加工をする
- シャッタースピードを下げる
- 顔が映らないくらい暗い写真にする
これらについてそれぞれ紹介します。
モノクロ加工をする
肖像権を侵害しないためにできることの2つ目としては、写真をモノクロ加工するということです。
モノクロ加工をしてしまえば、人の顔が映らなくなりますよね。
そうなれば、その人物の肖像権は発生しません。
きれいな町並みを撮影したいという場合には、モノクロ加工をしてしまうと本末転倒かもしれませんが、それ以外であればアジのある写真になります。
困ったらモノクロ加工をしてみましょう!
シャッタースピードを下げる
肖像権を侵害しないためにできることの1つ目としては、シャッタースピードをできるだけ遅くすることです。
動いている人を撮影する場合、シャッタースピードが遅いと顔がぼやけます。
顔が判別できないのであれば、肖像権は発生しないので、トラブルに発展することもないでしょう。
ただ、シャッタースピードを下げたからといって、完全に顔がぼやけるわけではありません。
レタッチの段階で、ぼやけさせることも必要なので注意しましょう!
顔が映らないくらい暗い写真にする
肖像権を侵害しないためにできることの3つ目としては、顔が映らないくらい暗い写真にすることです。
夜景の写真を撮影するとなれば、人の顔が映らないくらい写真を暗くすることができますよね。
明るい部分と暗い部分をはっきりと分けることで、人の顔が映らない写真を撮影することができるでしょう!
ただ、昼間の場合には、暗くすることができないので、他の方法を利用してください。
スナップ写真の撮影はマナーを守りましょう
この記事では、スナップ写真の撮影マナーについて紹介しました。
スナップ写真では、人の顔や人のものが写ってしまう可能性がとても高いので、注意しなければなりません。
撮影自体は問題なくとも、インターネットにアップロードしてトラブルになることもあるので、細心の注意を払って撮影&アップロードをおこないましょう。
注意をして、ご自身の満足のいくスナップ写真を撮影してみてくださいね!
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