スナップ写真とは、日常の出来事や一瞬をカメラで撮影した写真のことをいいます。
スナップ撮影で大事なことは、狙った写真を構えて撮ることではなく「ありのまま」を写すことです。
普段、カメラを持ち運んでいる方が行っている撮影のほとんどはスナップ撮影かもしれませんね。
しかしスナップ撮影は奥が深く、思ったような写真が撮れないという方も多くいます。
そこで今回の記事では、魅力的なスナップ写真を撮影するためのコツについて紹介します。
これからスナップ撮影をしてみたい方や、思った通りにスナップ写真が撮れないという方はぜひ参考にしてくださいね。
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そもそもスナップ撮影とは?
そもそも、スナップ撮影とは?という方向けにスナップ撮影について紹介します。
スナップ撮影というのは、ありのままの日常を撮影することです。
何気ない日常にエモさを感じるという方も多いでしょう。
そのような感覚に陥ることができるのが、スナップ撮影のメリットですね。
スナップ写真はいろいろな言葉とくっつくことがあります。
- 街角スナップ写真
- 人物スナップ写真
などなど、いろいろなスナップ写真が存在します。
どれも、大本は同じ意味で、何気ない一瞬を切り取っていることに変わりありません。
被写体が変わるだけですね!
ポートレート撮影は、撮影をする前提で撮影されていますが、スナップ写真の場合には何気ない日常の一瞬を切り取っているので、別の撮影方法と言うことを覚えておきましょう。
魅力的なスナップ写真を撮影するコツとは?
では早速、魅力的なスナップ写真を撮影するコツについて紹介します。
今回紹介するコツは以下の通りです。
- 絞り値優先モードかシャッター優先モード
- ズームレンズを使用
- 光はその場にあるものを利用する
- アングルを意識する
- 構図はシンプルなものを選ぶ
- 連写する
- 常にカメラを持ち運ぶ
- レタッチをする
- 物の動きを予測する
- 日ごろからいろいろ観察してみる
これらについてそれぞれ解説します。
絞り値優先モードかシャッター優先モード
まずは、カメラのモードの設定が重要です。
スナップ写真を撮影する場合には、基本的に絞り値優先かシャッター優先モードのどちらかに入れておきましょう。
普段はマニュアルモードで撮影している方も多くいるかもしれませんが、それではスナップ写真を思ったように撮影することはできません。
それぞれのモードにしておくことで、狙った一瞬を逃さないようになりますね!
それぞれ簡単に解説します。
絞り値優先モード
絞り値優先モードは、ISO感度と絞り値だけ自分で設定する必要があります。
それぞれを設定したら、後はカメラが自動でシャッタースピードを調整してくれるモードです。
絞り値優先モードの場合には、光がない場所や被写体以外をボケさせたいと考えている際に有効です。
シャッター優先モード
シャッター優先モードは、ISO感度とシャッタースピードを自分で設定する必要があります。
それぞれを設定したら、カメラが自動的に絞り値を設定してくれます。
シャッター優先モードは、素早く動く被写体をとらえたいときにおすすめの撮影モードです。
スナップ撮影をする際には、どちらかのモードにして撮影をしましょう。
ズームレンズを使用
続いては、レンズのお話です。
スナップ撮影をする際には、良いと感じた一瞬を撮影することになります。
その一瞬で、レンズの交換をしている暇はありませんよね。
そのため、基本的には1本のレンズを常に付けて構えておきましょう。
レンズに関しては、ズームレンズがおすすめです。
ただ、スナップ写真にもいろいろな種類があるので、一概にズームレンズが良いとは言えないのですが、多くの状況をまかなえてしまうので汎用性が高いです。
そのため、明確に撮りたいものがないのであればズームレンズを持ち運びましょう。
光はその場にあるものを利用する
撮影する際に、光が少ないとついついフラッシュを使ってしまうかもしれません。
ただ、スナップ撮影ではフラッシュを使うことはNGです。
基本的には、自然光を使いましょう。
つまり、太陽の日差しやスキマから出ている光などです。
その光に合わせて、カメラの露出を調整する必要があります。
あくまでも「ありのままの一瞬」を切り取ることがスナップ写真なので、フラッシュを使ってしまうと自然ではなくなってしまいますね。
構図はシンプルなものを選ぶ
写真撮影をするとなれば、構図を意識することがほとんどかと思います。
特に初心者の場合には「今日はこの構図で試してみよう!」「この被写体にはこの構図が似合いそう!」といった風に、考えつつ撮影することがおすすめです。
例えば、日の丸構図や三分割構図など基本的な構図は意識せずともできるようになることが理想です。
慣れるまでは、しっかりと構図を考えて撮影するようにしましょう。
アングルを意識する
構図とアングルは似ていると思われるかもしれませんが、別のものです。
カメラのアングルというのは被写体を撮影する際の角度の話です。
構図というのは、写真を撮影する際に被写体をどの辺に配置するかを決めることなので、別ということがわかります。
構図と同様に、アングルもとても重要な要素です。
自分の目線よりも高いところから撮影してみたり、下から覗いているようなアングルにしてみたりと、いろいろなアングルを試してみましょう。
連写する
基本的に、スナップ写真は一瞬を切り取る必要があります。
そのため、連写することはとても有効な方法です。
なぜなら、たくさん撮れば1枚くらいは思ったような写真が撮れるからですね。
なかなか狙った一瞬に撮影のボタンを押すことは難しいです。
どんなに上級者だとしても、難しいのでいっそのこと連写をしてしまえばいいのです!
たくさんの写真を撮影して、その中からお気に入りの一枚を探しましょう!
常にカメラを持ち運ぶ
カメラを持っていない時に、「この場所の写真撮りたいな…」となってしまってももう遅いです。
また、撮影するために首にかけていたのに、疲れてしまって首から下げてしまい、狙った一瞬を逃してしまうということも考えられます。
「いいなと思った瞬間を逃さない」ためにも、常にカメラを持ち運び、常に首から下げておきましょう。
もちろん、首が疲れるというのもわかるのですが、撮りたいモノを撮るためには仕方ありません!
一瞬を逃さないためにも、常に身に着けておきましょう。
レタッチをする
そもそもレタッチとは?という方もいるかと思うので、簡単に解説します。
レタッチというのは、撮影した写真の色を調整することです。
コントラストや濃度をいじることで、写真をよりきれいにはっきりとさせることができます。
基本的には、写真を撮影したら後処理としてレタッチまですることがほとんどです。
構図やアングルは完璧なのに、色合いで満足にいかないという方は、必ず写真の編集を覚える必要があります。
特にスナップ写真の場合には、そのままを切り取っているので修正しないといけない場合が多いです。
写真の編集をするとなれば、lightroomやPhotoshopを使うことが一般的です。
月額1,000円程度でも使うことができるので、まずは体験からしてみましょう!
物の動きを予想する
カメラを持って歩いていると、いろいろなものが動いていますよね。
それぞれの動きを予想することで、構図を考えることができます。
動物を撮影したいと考えるのであれば、予想することは難しいですが、2,3歩先であれば予想できるでしょう。
その予想をしておくことで、撮影したい写真を撮影できるチャンスに巡り合えます。
このような点から、スナップ写真を撮影するのであれば、物の動きを予想することが大切ということがわかりますね。
日ごろからいろいろ観察してみる
スナップ撮影をするとなると、街や人の一瞬を逃さない力が必要になります。
そんなシャッターチャンスを逃さないためにも、日ごろからいろいろなところを観察しておく必要があると言えるでしょう。
スナップ写真を撮影できる状況ではない時でも、いろいろなところを意識して関撮影してみてください。
また、いつもとは違う道を歩いてみることもおすすめです。
新たな発見があれば、良いスナップ写真を撮影することもできますからね!
いろいろな場所を観察して、いつもとは違うことをしてみることが、良いスナップ写真を撮影する方法と言えるでしょう。
スナップ撮影はコツ以外にも「カメラ・レンズ」が重要!
スナップ写真を撮影する際には、カメラやレンズも重要です。
スナップ撮影のコツを知っていたとしても、カメラやレンズがスナップ撮影向きでなければ良い写真は撮れません。
また、カメラやレンズにはいろいろな種類があるので、それらについてもそれぞれ解説します。
おすすめカメラ
まずは、おすすめのカメラについて紹介します。
スナップ撮影には以下の3つのカメラがおすすめです。
- コンパクトデジタルカメラ
- 一眼レフ
- ミラーレスカメラ
具体的に、スナップ撮影におすすめの一眼レフやミラーレスカメラについては以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめレンズ
続いては、おすすめのレンズについて紹介します。
先ほども簡単に紹介しましたが、レンズも重要です。
先ほどの解説では少し不十分な点もあったので、ここからは具体的におすすめできるレンズについて紹介します。
おすすめのレンズは以下のとおりです。
- 50mmのレンズはどんな時でも使える万能レンズ
- 35mmのレンズは人や風景のスナップ写真におすすめ
スナップ写真を撮影する際には、50mmのレンズが一番使いやすいです。
上記を参考にレンズ選びをしてみてくださいね!
具体的におすすめのレンズについては以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スナップ撮影とポートレート撮影の違いとは?
スナップ撮影とよく間違われるのが、ポートレート撮影です。
スナップ撮影の場合には、気づかない間に撮影をされていたり、何かに集中しているところを撮影されたりするなど、意識外から撮影されることを指します。
一方でポートレート撮影は、写真を撮られることを意識して撮影されます。
具体的には、違いについて以下のような言葉で表せます。
- ポートレート撮影は「カメラマン」と「被写体」の共同作業
- スナップ撮影は「日常の切り取り」写真
これらについて解説します。
スナップ撮影は「日常の切り取り」写真
スナップ撮影は、被写体が気づかないところから撮影し、周囲の風景や景色に溶け込ませて撮影をします。
被写体は自然体でいることが重要なので、カメラマン側の腕が大きく関わってきます。
「ここだ!」と思った一瞬を撮影して、日常を切り取ることがスナップ撮影です。
ポートレート撮影は「カメラマン」と「被写体」の共同作業
スナップ撮影では、カメラマンの腕が重要ということをお伝えしました。
しかし、ポートレート撮影では、カメラマンと被写体の共同作業です。
カメラマンと被写体が一丸となって、1つの作品を作り上げるイメージですね。
被写体は、カメラに集中し、美しさを表現します。
一方でカメラマンは、それをサポートするために尽力します。
ポートレート撮影に重要なのは「コミュニケーション」ということを覚えておきましょう。
スナップ撮影で撮影するべき物とは?
最後に、スナップ撮影で撮影するべきものについて紹介します。
基本的に、スナップ撮影では何を撮影してもOKです。
しかし、スナップ撮影が得意としている被写体があります。
ここでは、スナップ撮影が得意な被写体について紹介しますね。
具体的には、以下のとおりです。
- 町並み
- 路地裏
- 自然光で照らされている物
- リフレクション
- 日常的なシーン
- ほのぼのしたシーン
- 通勤・通学
- 行った場所・見た場所の記録
- 被写体の中の一部分
- カーブミラー
これらのアイテムを撮影するのがおすすめです!
スナップ撮影と相性がいいため、より味の出る写真を撮影できますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
【まとめ】魅力的なスナップ写真を撮影するためのコツ
魅力的なスナップ写真を撮影するための方法を紹介しました。
もう一度まとめておきます。
- 絞り値優先モードかシャッター優先モード
- ズームレンズを使用
- 光はその場にあるものを利用する
- アングルを意識する
- 構図はシンプルなものを選ぶ
- 連写する
- 常にカメラを持ち運ぶ
- レタッチをする
- 物の動きを予測する
- 日ごろからいろいろ観察してみる
これらについて、しっかりと覚えておきましょう!
\稼げるフォトグラファーになれる!/
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- ☑撮影費用が安いからコスパ抜群!
- ☑専属コンシェルジュがしっかりサポート!