イ ノ ウ エ
はじめまして、千葉県でフォトグラファーとして活動しているイノウエと申します。
今回は私なりの写真撮影におけるテーマ、気を付けていることをご紹介します。
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みなさんは、写真撮影の際にテーマを持って撮影していますか?
テーマとは風景・ポートレート・スナップなどのジャンルを大きなテーマから、その中で「特にこれを撮ろう!」という小さなテーマが無数に存在します。
ここでは後者の小さなテーマについてご紹介していきたいと思います。
テーマを決めて撮影することで表現が広がる他にも良いことは多くあり、もっと写真撮影が楽しくなるはずです。
撮るものがいつもバラバラで統一感を出してみたい人、何かテーマを持って写真を突き詰めてみたいと思っている人は、この記事をぜひ参考にしてみてください!
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テーマを持って撮影するメリット
まず初めにテーマを持って撮影することのメリットから2つ挙げて解説していきます。
テーマを持たず、色々なものを撮っていきたい!という人もいると思いますが、それはそれで素敵なことなのでぜひ極めて行ってください。
ではテーマを持って撮影するメリットを紹介していきます!
メリハリのある撮影ができる
テーマをもって撮影することのメリットの一つ目は「メリハリのある撮影ができる」ことです。
撮影する際に、何かテーマを決めて撮影した方が撮りたいものが明確になりメリハリのある一貫した撮影フローを踏むことができます。
いざ撮影に出かけても何を撮ろうか考えてしまい、思うようにシャッターを切れないという方にはかなりおすすめです。まずはとにかく撮ってみましょう!
自分の強みがわかる
テーマを持たずに撮影している方によく見られることが、「撮っている写真に統一感がなく、自分には一貫した表現がない」と不安になることです。
好きだと感じたものを無作為に撮るのも楽しいですが、後になって見返してみると表現としての統一感がなく、作品の統一性が強い人を見て憧れてしまうことは往々にしてあります。
そんな方はテーマを持った撮影の割合を高めていけば、あとで見返した時に作品の共通点に気づき、「自分はこんな主題・表現を撮るのが得意なのか」と自分の強みになるものが見えてくるはずです。
自分の得意・好きな写真を見つけていきましょう。
自分の中で決めている写真撮影のテーマ
ここからは私が大切にしている撮影時のテーマと気をつけていることについてそれぞれご紹介します。
テーマを持って撮影しようにもどんなテーマがあるのかわからない方、ぜひ私のテーマを一例として参考にしてみてください!
心温まる日常写真を撮影したい
私の撮影のテーマは「誰かの心を温めるような日常」です。
私が写真を始めた頃、当時SNSには東京のギラギラした夜景や、どこか観光地の絶景のような写真で溢れかえっていました。
そんな中だからこそ、田舎出身の私は多くの人にもっと身近な街の日常に焦点を当ててほしい、もっとシェアしてほしいと思ったのです。
コロナ禍の中で自粛でより日常に目を向ける機会が増えたこともこのテーマを後押ししてくれたきっかけの一つです。
様々な写真を撮ってテーマを見つけるというやり方もありますが、自分の思いや田舎出身というバックグラウンドを反映しようとテーマを設定したのが私のやり方でした。
日常写真の主題とは
ここからは設定したテーマを撮影時に焦点を当てて深ぼっていきます。
写真撮影の際に「日常」をテーマにして撮ると、意識する主題としては「誰しもの身近にあると感じられるもの、または見たことがあり懐かしいと思えるもの」だと考えています。
例えば道路表示、信号、カーブミラー、古い商店、自動販売機などがよく主題としてある気がします。
見た人にとってより身近で親近感を抱いてもらえるような主題選びをしています。
この主題選びに関して、テーマに沿ったものだけを撮る必要はありません。
ただテーマをなんとなく意識してそれらしくものに出会えたら撮っておこう程度で構いません。
あくまでも普段通りに楽しく撮影をしていく中で、意識の片隅にテーマの存在を置いておいてください。
日常写真の撮影場所とは
場所に関しても、なんともない日常というテーマでもあるように近所が多いです。
散歩している時に撮るので近所が多いのですが、このテーマの中だと「自分にとって生活感が感じられる場所」が一番ですね。
東京の丸の内や、六本木で撮影しても誰しもの日常とは程遠いものになってしまいます。
しかし大都会の中でも素朴な日常が隠れていることは往々にしてあるため、絶対に撮ってはいけない場所などはありません。
しかしテーマを重視していく上で、自分が求めている写真が撮りやすい撮影場所はあると思うのでぜひ気軽に探してみてください。
しかし今回は私の設定したテーマが「日常」であるため、例えば「都会に流れる息遣い」をテーマとするなら丸の内などの先ほど挙げた場所が候補になってきます。
設定してみたテーマによって上手に場所選びをしてみると、まだ行ったことない場所に行く機会が生まれ面白いかもしれません。
テーマを決めた上で写真撮影において気をつけること
テーマに沿ったものだけを撮る必要はない
ここまでテーマを設定して撮ろう!ということを紹介してきましたが、撮影時にはそのテーマに沿ったものだけを撮る必要はありません。
テーマに縛られ過ぎてしまうと受動的にいいなと思った瞬間よりも、能動的に「探しにいく」ことが多くなり「偶然の一瞬」が撮りにくくなってしまいます。
またテーマに沿ったものだけを撮ろうとすると次第に「撮らされている」感じになってしまい、写真を撮ることが楽しくなくなってしまいます。
テーマはあくまでも絶対ではないので、一番は写真撮影を楽しめることが一番大切です。
テーマに沿った気をつけること
気をつけていることとしては、自分は「心温める日常写真」がテーマであるため、撮影時には、絶対に誰かを攻撃したり、傷つけたりするような主題は撮らないということを意識しています。
例えば個人が特定されてしまうような写真や、あまり人に見られたくないようなシーン、車のナンバーなどを撮らないようにしています。
それでも人の家の表札が写ってしまったり、遠いながらも人の顔が写っていたりする写真もあります。
そういったものはSNSにはあげないか、投稿する際はモザイク処理をします。
できる限り撮影時から気をつけておくといいかもしれません。
日常写真の作例
最後に
今回は「自分の中で決めている写真撮影のテーマ」についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
いきなりテーマを設定することも難しいと思いますので、まずは色々撮ってみて自分はどんなものをよく撮るか考えてみて決めるか、自分の写真に対して求めていることやバックグラウンドから考えて決めてみるなどやり方は多くあります。
焦らずに時間をかけて自分に合った等身大のテーマを決めていくことがおすすめです。
「楽しく写真を撮る」ということを前提にして、少しテーマを意識した主題や撮影場所選びをすることで、自分の中で核となる一貫した表現方法を見つけていきましょう。
それが見つかれば写真撮影はより一層楽しくなるはずです。
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