しふぉん
こんにちは。
フリーランスで写真家兼カメラマンをしている
しふぉん(@shiifoncake)と申します。
今年3月に大学を卒業し、現在は東京を拠点としてフリーランスのフォトグラファーとして活動させて頂いております。
”なんでも撮りたくなっちゃう人”としてシティースケープやミニマルフォトをメインに様々なジャンルに挑戦していて、アパレルブランドへの写真の提供や写真教室の講師、アーティスト撮影など様々なお仕事をさせて頂いております。
Instagram:shiifoncake
色々なジャンルに挑戦しているとどうしても統一感を出しにくく、一貫したテーマを持つことが難しいように感じて悩んだ時期がありました。
今回はジャンルに括らず撮影していく中で、私が自分の中に決めているテーマのことや、そのテーマをどのように探したのかお話していこうと思います。
まだ自分の写真におけるテーマが分からず、悩んでいる方の助けになれると嬉しいです。
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写真をしていく上で、ジャンルを絞らなければいけない?
そもそも写真をしていく上で、撮影するジャンルは絞らなければいけないのでしょうか?
ジャンルをある程度絞った方がテーマを決めやすくはなりますが、わざわざ絞る必要はないと考えています。
私は写真を始めた当初、佐賀県出身で東京への憧れが強かったということもあり、都内で夕景や夜景ばかりを撮影していました。
しかし、写真を初めて1年、Twitterを始めたタイミングで色々な写真を見るようになり、様々なジャンルを知り興味を持ったことで、スナップやミニマル、ポートレート、最近では赤外線写真など、様々なジャンルにも挑戦するようになりました。
SNSをしていると色々なジャンルに手を出すとフォロワーが増えにくいとか、特にInstagramだとギャラリーの統一感は必要と聞くことが多いのではないでしょうか?
また、何か1つのジャンルをきちんと極めてから、他のジャンルに挑戦していくべきという意見を聞くことも少なくはないかと思います。
もちろんSNSを伸ばすという目的がある場合には投稿するジャンルを1つ、もしくは2つくらいまでに絞って投稿した方が伸ばしやすいですし、1つに絞って極めることで得られるものも多くあると思います。
ジャンルが絞られている方がテーマを見つけることも容易にはなります。
結局私の場合は一度やってみたいと思ったら気が済まない性格ということもあり、ジャンルを絞るということはせず、この2年近く写真をしています。
今考えてみると、興味の赴くままにジャンルを絞らず色々なジャンルに挑戦してよかったなと思っています。
ジャンルを絞ることなく様々なジャンルにも興味を持ち学んでいくことで、ジャンルを超えて応用を利かせられる場合もあり、必ずしも絞らなければならない訳ではありません。
例えば私だとミニマル写真との出会いがまさにそうでした。
ミニマル写真を知ったことで、スナップやシティースケープ、ポートレートと掛け合わせる、もしくは、これらに応用して写真の構成要素を整理するという技術を身につけたように感じています。
ではどのように自分のテーマを見つけていくのでしょうか。
写真のテーマといえば以下のようなものが浮かぶのではないでしょうか?
・場所
→東京、海外、田舎など
・被写体
→人、建物、花など
・時間帯
→朝、昼、夜、深夜など
・機材
→フィルム、デジタル、超広角など
・構図
→日の丸構図、ポツンと構図など
・色
→青系、パステル系など
しかし、私は様々なジャンルを撮影していてこういったテーマで括ることは難しいので、全てのジャンルの中で一貫して“誰が見ても気持ちのいい写真“をテーマとして、色や構図の気持ちよさに括った写真を撮っています。
とは言っても最初から決めていたというわけではなく、自然と自分の好きを形にしていく中で自分の撮る写真の中に共通点を見つけ、テーマを導き出していきました。
今回はテーマを探す方法を2つ紹介しようと思います!
①自分の撮った写真の共通点を探す。
テーマがわからないという場合は一度自分の写真を見返してみたり、自分の好きな写真の共通点を見つけてみたりしてみましょう。
もしそれでも難しければ、周りの方に写真の印象を聞いてみてもいいかもしれません。
私はジャンルが多岐に渡りすぎて写真の統一感の無さに悩んでいた時、周りの方に意見を求めてみたところ、「どのジャンルでも色味や構図にしふぉんさんらしさが滲み出てるよ。」という意見を頂きました。
この意見を頂けたことはテーマを見つけていく中で、大きな一歩になりました。
今まで撮ってきた写真の中でも特に色味と構図に着目して共通点を探してみると、色味をとっても構図をとっても、とにかく気持ちよさを追求した写真を撮っているということに気づき、ジャンルに関わらず一貫して気持ちのいい写真というものに拘っていて、それが自分の写真のテーマになっていると気づくことができました。
なかなか自分の写真を客観的に見るということは難しいので、テーマ探しに行き詰まった時は自分だけで悩まず周りの方を頼ってみましょう!
②自分の興味のあるものから探す。
写真を始めてそこまで経っていないと、まだ自分の写真というものを探すという段階には至っていないのではないかと思います。
今はとにかく撮って編集する行為が楽しいという方が多いのではないでしょうか?
私自身写真を初めて最初の1.2年は、「ただただ楽しい、上手くなりたい」という感情だけで撮影していました。
今思えばそんな中でも元々興味のあった建築物を撮影したいと思うことが多く岐阜の団地を一人で撮影しに行ったり、都会への憧れから都内の夜景をよく撮影していたりという風に、無意識のうちに自分の”好き”を写真で表現していたように感じます。
特に建築物への興味は、水平垂直を整え、配置の気持ち良い構図の追究という部分に大きく影響したと思っています。
写真において重要と感じる部分は人それぞれですが、私は始めた当初から同じ場所で撮影するにもひたすら自分の気持ち良い所を探し色々な構図で撮影するなど、無意識のうちに気持ちよさという部分を重要視していました。
好きなものや趣味などを写真に落とし込んでいくことで、自分らしさが自然と出てくるのではないかと思います。
写真のテーマがまだ見つかっていないという方は写真だけに目を向けず、他の全く違ったものからヒントを探してみましょう!
最後に
今回は「自分の中で決めている写真撮影のテーマ」についてお話しさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
テーマを決めることで、
- 作風を定まりどんな写真を撮っている人か認知されやすくなる。
- 自分の強みを明らかにすることができ、より写真の魅力を引き出しやすくなる。
- 伝えたいことをより明確にできる。
など多くのメリットがあります。
私と同じように撮影ジャンルが絞れずテーマ探しに難航している方や、テーマをまだ設定したことないという方の手助けになったり、テーマを探すきっかけになれていれば嬉しいです。
今はテーマがまだなくても焦ってテーマを決める必要はないので、この記事を参考に、写真を楽しんでいく中で共通項を探してみたり、写真以外の興味などからテーマをゆっくり探してみて下さい!
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