「写真の編集をしたいのですが、今持っているPCではスペックが足りません。」
「高スペックのPCが欲しいのですが、どんなパーツを選べばいいのでしょうか?」
フォトグラファーにとって、PCのスペックというのはとても重要ですよね。
しかも、パソコンに種類がありすぎてどれを選んでいいのかわからないということも多々あります。
変なPCを買ってしまうと、写真の編集時に時間ロスをしてしまいます。
そこで今回は、フォトグラファーが写真の編集を行う際に必要なPCの紹介をします。
フォトグラファーをしていて、PCが必要という方はぜひ参考にしてください。
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写真編集に必要なPCを選ぶための基準
具体的なスペックを紹介する前に、写真編集をするPCを選ぶための基準を紹介します。
基本的には、以下のポイントを意識してPCを選ぶようにしましょう。
- 写真編集用のPCとしての性能があるか
- コストパフォーマンスがいいか
- メーカーによるサポートが充実されているか
これらはそれぞれとても重要な要素となっています。
写真編集をするためのスペックについてはこれから解説します。
ただ、そのスペックに見合った金額かどうかというのも注目しておきたい部分です。
「20万円もあればもっといいPC買えたのに!」ということにならないように気を付けましょう。
また、大手メーカーであればサポートが充実していることが多いのですが、あまり名前を聞かないような会社のPCを購入してしまうと万が一の際にサポートをしてもらえないなんていうこともありえます。
そのため、できるだけ大手の会社で購入することをおすすめします!
これらについても最後にまとめて紹介するので、重要なポイントとして覚えておきましょう。
フォトグラファーが写真を編集するために必要なスペック
ここからは、フォトグラファーが写真編集をするために必要なスペックを紹介していきます。
ただ、パソコンだけ紹介するとほかのPCと比較することができないと思うので、パーツごとに必要なスペックの紹介をします。
パーツごとにどんな役割を果たしているのかについても紹介するので安心してください!
フォトグラファーが写真編集をする際に見ておきたいポイントは以下の通りです。
- OS
- CPU
- メモリー
- ストレージ
- グラフィックボード
これらについて紹介します。
最初に簡単にまとめてしまうと、以下の通りです。
パーツ | スペック |
---|---|
OS | Windows,Mac どちらか好きな方でOK |
CPU | Intel Core i5 AMD Ryzen5 3600以上 |
メモリー | 16GB以上(可能なら32GB) |
ストレージ | メイン:SSD 500GB以上 サブ:HDD 1TB以上 |
グラフィックボード | とりあえずなしでOK |
言葉の説明や理由なども詳しく知りたい人は以下の内容も参考にしてくださいね。
OS
まずは、OSですね。
OSについて簡単に説明しておくと『操作をするためのシステム』という意味です。
主流なOSは、WindowsやMacでしょう。
WindowsやMacで悩んでいる方もいるかと思いますが、結論から言ってしまうとどちらでも問題ありません。
OS自体に大きな差はないので、使いやすいOSを選べばOKです!
CPU
CPUというのは、人間でいうところの『脳』ですね。
CPUは、マウスやキーボード、ハードディスクなどからデータを受け取って制御・演算を行います。
有名なCPUはIntelやRyzenかと思います。
写真編集をする際には、それぞれ下記のスペックよりも大きくしましょう。
- Intel Core i5
- AMD Ryzen5 3600
最低でも上記のスペックがあれば写真編集には困らないと思います。
ただ、効率化をしたいと考えているのであれば、それぞれ一段階上のCPUを選ぶことをおすすめします。
ノートPCとデスクトップPCのCPUは異なる
ノートPCに搭載されているCPUはデスクトップPCに搭載されているCPUとは異なるということを覚えておきましょう。
ノートPCは、エネルギーの消費が少なくなるようなCPUが使われているため、たとえ同じIntel Core i5だとしても性能が変わってしまいます。
そのため、ノートPCを購入する予定であればCore i7やRyzen7にすることをおすすめします。
メモリー
続いてはメモリーです。
メモリーは、データを記憶するために必要な部分です。
メモリーの説明時によく用いられるのが、メモリーは作業台と同じという説明です。
何かの課題を進めているとして、辞書や書類を机に並べます。
その場合、机が小さいと作業はしにくいですよね。
これととても似ていて、メモリーが大きければ大きいほど、多くのプログラムを開くことができるようになります。
そのため、できるだけ大きいメモリーにすることがおすすめです。
写真編集をするのであれば最低でも16GB、できれば32GBは欲しいところですね。
因みにlightroomを使用する際には最低でも12GB以上が推奨されています。
16GBだと、それ以外にも開くアプリケーションがあるのであればすぐにカツカツになってしまいますね。
できるだけ大きいメモリーを購入しましょう。
ストレージ
ストレージというのは、データを保存する場所のことを指します。
メモリーの次に大事と言っても過言ではありません。
ただ、足りなくなったら外付けすることも可能なので、足りなくなってから足すこともできます。
ストレージは、SSDとHDDの2種類あり、基本的にはSSDを選ぶことがおすすめです。
というのも、SSDはHDDと比べて速度が格段に速いからです。
速度が速いので、作業効率もぐんと上がります。
しかし、値段が高いという点は注意です。
HDDとSSDを同じ1TBで比較すると、大体3倍くらいSSDの方が高くなります。
お金に余裕がないと難しいかもしれませんが、作業効率を求めるのであればSSDを購入しましょう。
HDDも必要
先ほどまではSSDが重要だという話をしていましたが、HDDも必ず持っておきたいです。
なぜなら、写真編集をするときにはかなり多くの写真を保存しておかなければならないからです。
HDDは安くて大量のストレージがあるので、写真を保存するのにはうってつけです。
写真用のストレージとして必ずつけるようにしましょう。
グラフィックボード
グラフィックボードは、ディスプレイに画像や映像を映すために必要な部品です。
しかし、グラフィックボードがなくても画像や映像を映すことは可能なのです。
CPUに内臓グラフィックがあるからですね。
また、グラフィックボードは不足していると感じたときに追加することもできるので、最初の段階では購入しなくてもOKです。
フォトグラファーにおすすめのPC周りグッズ
ここからは、PC本体ではなくフォトグラファーにおすすめのPC周辺グッズを紹介します。
今回紹介するアイテムは以下の通りです。
- SDカード
- デュアルモニター
- トラックボールのマウス
- ペンタブレット
それぞれ紹介します。
SDカード
カメラを持っているのであれば、基本的にはSDカードも持っているかと思いますが、SDカードによって書き込み速度や読み込み速度がことなります。
読み込み速度が遅い場合、PCに写真を移すときめちゃくちゃ時間が掛かってしまいます。
そうなると時間がもったいないですよね。
作業効率を上げるためにも読み込み速度が速いSDカードを購入しましょう。
書き込み速度が速いSDカードは、PCに読み込むとき以外にも、撮影時に役立ちます。
例えば、連写撮影をしても途切れることがなくなることがメリットです。
書き込み速度や読み込み速度もしっかりと確認して購入をしましょう。
デュアルモニター
外部接続のモニターをおすすめします。
デュアルディスプレイにすると、単純に画面を大きく使うことができるため作業効率が格段に上がります。
フォトグラファーが写真編集をする際には、色表現の性能が高いモニターを選びましょう。
トラックボールのマウス
続いては、トラックボール型のマウスです。
慣れるまでに時間はかかるかもしれませんが、それ以上にメリットがあります。
- 手首を動かさなくて済む
- マウスパッドが必要ない
ただただ作業効率が上がるので、ぜひ使ってみてください。
ペンタブレット
写真をレタッチする場合に使っている方も多くいるかもしれません。
キーボードやマウスでレタッチをするよりも圧倒的に効率が良くなります。
また、リタッチであればそこまで高いスペックである必要はないので、まずは安いペンタブを購入しましょう。
フォトグラファーに必要なPCのスペックまとめ
最後に、フォトグラファーに必要なPCのスペックをまとめておきます。
パーツ | スペック |
---|---|
OS | Windows,Mac どちらか好きな方でOK |
CPU | Intel Core i5 AMD Ryzen5 3600以上 |
メモリー | 16GB以上(可能なら32GB) |
ストレージ | メイン:SSD 500GB以上 サブ:HDD 1TB以上 |
グラフィックボード | とりあえずなしでOK |
このスペックに当てはまっていれば、写真編集には問題は生じないでしょう。
いろいろなPCでこれらに当てはまっているかどうかを確認してみてくださいね。
また、パーツをオーダーして作成してもらうこともできる場合があるので、ぜひ試してみてください。
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