部屋を決めるうえで何よりも大切なのは物件の写真です。
インターネットで物件の写真を見て、好みの部屋があった不動産に行くという流れが一般的ですよね。
また、内見をせずにネット上の写真だけで決める方もいます。
そのため、不動産写真を撮影するのであれば見栄えの良い写真を撮影する必要があります。
今回は物件を魅力的にする写真の撮り方や、部屋の場所ごとの撮るポイントについてご紹介します！
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物件写真の撮り方が大切な理由
物件写真は物件を買う大きな決め手の1つです。
魅力的な写真を撮ることが入居者の獲得につながります。
では物件の写真をより魅力的に撮るためにはどうしたらいいのか気になりますよね。
物件の写真はお客さんを集める上でとても重要です。
具体的に必要な項目は以下の通りです。
- 広く
- 明るく
- 平行に
- きれいに
これらの物件写真を魅力的に見せるために必要な4原則について具体的に解説します。
広く撮るコツ
部屋の広さは物件を考えるときに大切になりますよね。
部屋の広さは間取りを見れば分かりますが、写真の撮り方で感じる広さは変わります。
同じ物件でもなるべく広く見せられた方がいいですよね。
広く見せるコツとしては、部屋の隅から対角線方向で撮ります。
少しでも広く見せるためには、ベランダや押し入れなどに入って撮るのも一つの手段です。
部屋の間取りのよっては、対角線方向からとると写真が見切れてしまうこともありますよね。
そんなときには、正面からまっすぐ全体を写すようにしましょう。
明るく撮るコツ
部屋を明るく見せることは、物件を魅力的に見せる上で重要になります。
特に派手な色が使われているような物件では、明るく撮ることでその良さを引き出せます。
部屋を明るく撮るためには、時間帯や天気が特に重要です。
おすすめの時間や天気
物件を撮るときは、撮影日の天気や時間によっても写真が大きく変わります。
せっかく昼間はたくさん光が入るような部屋でも、雨の日に撮ると部屋がどんより見えてしまいます。
そのため一番部屋を明るく見せられる、晴れの日の日中がおすすめ。
物件写真を撮影するのであれば、晴れの日の日中にしてくださいね。
自然光を利用する
写真を撮るときに明るくしようとしてフラッシュをたいたり、加工したりすると不自然な写真になってしまいます。
そのため自然光を利用するようにしましょう！
晴れた日の日中に撮影するのが一番自然光を利用しやすいですね。
撮っているときに外が明るいと、部屋が暗く写ることがありますよね。
これを白とびと言いますが、露出補正で明るさを調整して部屋が明るくなるようにしましょう。
水平に撮るコツ
部屋を真っすぐ平行にとれば、部屋の美しさを引き出せます。
逆に写真が曲がっていると、不自然に見えお客様に部屋の良さを十分に伝えることができません。
水平、垂直を意識することで、安定した構図に見せられるようになります！
柱や窓の枠を目印にまっすぐ平行に撮ることを心がけましょう。
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不動産の物件写真を場所ごとに撮影する方法
いままで物件写真を撮るコツについて紹介してきました。
リビングやキッチンなど場所ごとの撮り方も気になりますよね。
場所ごとの撮影のコツや細かいポイントをご紹介します！
- リビング
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- 玄関
- 外観
リビング
リビングは長い時間を過ごす場所であるため、部屋を決める上でとても気になる場所ですね。
特に広さや間取りを気にする方は多いです。
そのため広さや間取りが分かるように写真を撮ることが大切です。
正方形の形のリビングであれば、角から撮って、部屋全体が広く見えるようにしましょう。
長方形の形のリビングであれば、短い辺の方から長い辺の方に向けて奥行きが出るように撮りましょう。
どちらもなるべく部屋が大きく見せることが大切です。
キッチン
料理をする方々、特に主婦の方が気になるのはキッチンですよね。
調理スペースの大きさやIHなのかガスコンロなのかなど、気になる部分は多いと思います。
お客様が写真を見て気になるポイントが分かるように、キッチン全体が移るように撮りましょう。
またキッチンは他の場所に比べ、清潔感が重要視される場所です。
汚れがついていないか確認し、汚れがあったら掃除してから撮影するようにしましょう。
水回りは特に水滴や水垢がついていないか注意しましょう。
お風呂
お風呂はキッチン同様、清潔感を伝えることが大切です。
汚れがないか確認してから撮影するようにしましょう。
また他の場所と比べ狭いので、より広く見せるようにしましょう。
お風呂場の中から撮影すると、全体が映らなくなり狭い印象を与えてしまいます。
お風呂場の外から全体が写るようにするとより広く見せられますよ！
その際、ドア枠を写らないようにすることで自然な写真にすることができます。
トイレ
トイレは間取りの中で一番狭い空間のため、お風呂よりも広く見せることを意識することが大切です。
お風呂と同様に、トイレの外から撮影するようにしましょう。
その際、ドア枠を写さないことに気を付けてくださいね。
またトイレの撮影は上から撮ることもおすすめします。
高い位置から撮影すれば、ドア枠を写さずトイレの中から全体を写すことが出来ます！
玄関
玄関の写真は物件に入るときに最初に目にするものであり、お客様が気になるところでもあります。
忘れずに撮影するようにしましょう。
目線の高さから引き気味で撮るのがベストです！
外観
内観も大事ですが、外観も忘れてはいけません。
部屋がきれいでも、経年劣化していて外見が悪いとあまり住みたいとは思いませんよね。
時間帯、天気に気を付ける
明るく撮るコツでも説明しましたが、物件をより魅力的に見せるには、時間帯や天気に気を付ける必要があります。
しかし、外観を撮るときは晴れの日の日中が必ずしもいいとは言えません。
早朝であれば空気が澄んでいてより綺麗に撮れますし、夕方であれば夕日とともに幻想的な写真を撮ることもできます。
その物件の周辺のことを考えて、撮影するのがおすすめです。
周囲の様子を入れる
物件の周囲にコンビニや公園などの施設があれば一緒に写してしまうのもアリです。
周囲環境を考えて部屋を選ぶ方も少なくありません。
写真でダイレクトに周囲の環境を伝えれば、魅力的に思わせることが出来るでしょう。
不動産の物件写真をスマホで撮るときのコツ
物件の写真をスマートフォンで撮ることも多くなってきています。
スマートフォンで撮影する際のポイントをご紹介します！
スマホの設定について
スマホで撮影するときには、スマホについている撮影機能を利用することでより魅力的な写真にすることが出来ます。
今からでも使えるスマホの機能についてご紹介します！
グリッド機能の活用
物件はまっすぐ、平行に撮ることが大切です。
真っすぐ、平行に撮るために、スマホのグリッド機能を活用しましょう！
iPhone 設定→カメラ→グリッド
Android カメラ→カメラ内設定→グリッドライン
グリッドが出るようになっていると、水平、垂直が意識しやすくなります！
バランスのいい写真を撮ることが出来るためおすすめです。
露出補正機能
物件は明るく撮ることが大切です。
明るく撮るためには、スマホの自動露出補正機能を利用しましょう！
スマートフォンは自動で露出補正をしてくれますが、時間帯によっては暗くなってしまうことがあります。
そんなときには、画面をタップして調整しましょう。
画面をタップすると黄色い枠が表示されます。
その状態で画面を上にスライドすると、写真をぜんたいを明るくできます。
この露出補正機能を使って撮影しましょう！
フラッシュはオフにする
フラッシュをたいて撮影すると、影やムラが出来て不自然な写真になってしまいます。
フラッシュをオフにして撮影しましょう！
物件撮影には向いていないので、フラッシュはオフにして撮影してくださいね。
アングルや構図について
間取りや広さを把握するためにも構図、アングルは重要です。
構図を考えるときに先ほど紹介したグリッド機能を用いると構図を作れます！
柱をグリッドに合わせるように意識すれば、バランスの取れた構図になります。
アングルは真っすぐ、正面から撮るのがベストです！
物件撮影をプロに委託するという選択肢もある
物件写真は不動産の社員がとっていることが多いですよね。
不動産の社員に写真を撮るノウハウがないと、写真を撮るのに時間や手間がかかってしまいます。
そのためプロに依頼するのがおすすめです。
プロであれば写真をとるコツを熟知しているので、時間や手間をかけずに高クオリティの写真を撮ってもらえます！
プロのカメラマンに委託するという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
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不動産撮影を副業にしたい方も多いですよね。
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もちろん不動産写真の撮影以外にも案件は多数あるため、ぜひ登録してみてください！
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【まとめ】不動産の物件写真の撮り方
物件写真の撮り方について、参考になることはありましたか？
物件写真はお客さんが初めに目にするため、入居を決める大きな決め手であるといえます。
写真の撮り方にこだわって、より魅力的に物件を見せていきましょう。
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