「ブライダルカメラマンになるにはどうすればいいのか」と考えたことはありますか?
結婚式という大舞台に携われるブライダルカメラマンはまさに憧れの的ですよね。
しかし、他の職業と比べてあまりなじみがなく、何から始めていいか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、未経験でブライダルカメラマンになりたいあなたに向けて、あなたに合ったブライダルカメラマンの業務形態と実際になるまでの流れ、必要なスキルについて解説します。
どの形態が自分に適しているのか、この後どう行動するかを考える際の参考にしてみてください。
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ブライダルカメラマンになるには?具体的な流れも解説
ブライダルカメラマンには、会社勤務とフリーランスの2種類の形態があり、あなたが選ぶ働き方によっても流れは変わってきます。
自分にあてはめて流れを追っていきましょう。
①スクールなどで写真や映像について学ぶ
まずブライダルカメラマンとして働く前に、スクールなどで最低限の知識を身に着ける必要があります。
ここで「あれ?ブライダルカメラマンって学校に通ったりしなくてもなれるはずだったのでは?」と思ったかもしれません。
確かに、ブライダルカメラマンには資格も経歴も必要ありません。
(看護師だったら、看護学校を卒業する必要があったりしますよね。)
しかし、最低限の知識やスキルをどこかで学ばないと、当然ブライダルカメラマンにはなれません。
ブライダルカメラマンには、最高の一枚を撮るためのセンスはもちろん、機材の使いこなし方や写真加工の技術など、非常に高度なスキルが求められます。
写真に関する専門的なスキルを学ぶ過程が必須です。
それらは、スクールに行けば学べますし、独学で学ぶこともできます。
どのように学ぶかはあなたの自由です。
スクールに通うにはお金がかかるため、あまり費用のかからない独学の方が楽に学ぶことが出来そうですが、スクールには専門的な分野を学ぶためのノウハウが蓄積されており、独学よりもスクールに通った方が、短期間でより多くの知識を吸収出来る傾向にあります。
会社勤務のブライダルカメラマンになりたい方は、業務に慣れるという意味でもスクールに通う場合が多いと言われています。
②アシスタントとして働く
知識が身についても、ブライダルカメラマンとしてデビュー…とはなりません。
実際にカメラマンとして撮影するという経験が必要です。
特に結婚式のような多くのシチュエーションがある場面では、すべてのパターンの行動を知識ベースで丸暗記して…なんてことはできません。
写真の撮り方のセンスは、もちろん魅せ方やデザインの知識が土台として重要ですが、アウトプットが何より大切です。
ホームランを打つためのバットの振り方のコツがわかっても、実際にホームランは打てませんよね。
カメラマンとして実際に働く中で習得する必要があります。
仕事の経験が徐々に成果に繋がり、実績となります。
この実績こそが、お客様に選ばれて仕事のできるブライダルカメラマンになるために必要なことです。
ただ、何も実績のない状態で、経験を積むことは難しいはずです。
実績を積むには仕事をこなす必要があるが、仕事をこなすには実績が必要だからです。
そこで、アシスタントスタッフとして働くという手があります。
プロのカメラマンに弟子入りすれば、そのプロの技術を吸収しながら現場経験を積むことができます。
サポートの仕事であれば、未経験でも任せてもらえそうですよね。
もしフリーランスで活動するなら、安い単価(あるいは無料)で働かせてもらうことで、現場経験を積む方法もあります。
一度実績がつけば、それは一生使うことができます!
仕事の機会を増やすのためにも、実績作りに力を入れましょう。
③カメラマンとしてデビューする
知識と実績がたまったら、ブライダルカメラマンとしてデビューします。
しかし、単にブライダルカメラマンと言っても働き方には大きく2種類あります。
会社勤務とフリーランスです。どのような働き方になるのかは、両者それぞれの場合で異なります。
会社勤務のカメラマンの場合
会社勤務のブライダルカメラマンは、映像や結婚式の関連企業や写真スタジオに就職して仕事をするスタイルのカメラマンです。
実績を積めたら、それが就職に有利に働くことは言うまでもありません。
会社勤務なら、定期的に仕事が出来ますし、給与も安定します。
フリーランスと比べて信用度が高いため、仕事上ではうまくいきやすいです。
会社によってはキャリアアップ制度で好待遇なポジションにつくこともできます。
会社でしか学べないことも多いので、仕事をこなしながら勉強し、技術も磨けますね。
一方で、ブライダルカメラマンの業界は、給与や待遇が低いといった会社が多いので、企業を選ぶ際は注意するようにしましょう。
基本的にブライダルカメラマンは仕事量のわりに給与が低い職種です。
結婚式には準備や片付けが伴い、それもブライダルカメラマンが引き受けるため、出社時間よりも1~2時間早く来る必要があります。
また、写真の加工は定時のあとにやらなければならない場合は夜遅くまで働くことになり、厳しいスケジュールになります。
そんな大変なブライダルカメラマンですが、結婚式にかかる予算ゆえに給与は少ない場合が多いです。
会社員の場合、給与は安定しますが高収入が見込めるケースが少ないことは知っておく必要があります。
フリーランスのカメラマンの場合
フリーランスのブライダルカメラマンは、自分で仕事を探し、提案して引き受けるという働き方をするカメラマンです。
仕事の募集掲示板で探したり、見込み客に営業をしたり、クラウドソーシングなどのマッチングサービスを使用したりなど、どんな働き方もできます。
フリーランスなら、いつ働くか、どの仕事をするか、価格をいくらで引き受けるかなどを自身で決定できます。
当日の写真撮影スケジュール、どのように写真撮影するのかも自由に決められます。
一方で、実績がなかったり人気がなかったりすると、どこへ行っても相手にされなかったりします。
稼げる金額はある程度決まっていますが、上限はないです。
完全に実力主義の働き方になります。
あなたが優秀なカメラマンになればなるほど、よりよい価格で案件を受注できるようになります。
一方でフリーランスは、定期的に仕事ができるといった例は少ないです。
(仲介業者に案件を振ってもらえば可能ですが…)
主に結婚式はゴールデンウィークのような休日に行われます。
そのため、休日に仕事をして平日に休むという場合が多いです。
仕事のない時間は映像の勉強をしたり、営業の練習をしたり、ポートフォリオを作成したりなど、今後の仕事に繋がりそうなことを自主的に行います。
自分の実績を示すためのポートフォリオがあると、より実績をアピールしやすいです。②の実績作りの段階で、ポートフォリオを作っておきましょう。
ブライダルカメラマンになるには?必要なこと3選
ブライダルカメラマンになるために、あなたが自主的に伸ばさなければいけない能力について解説します。
①写真撮影のスキル
スクールに通っている人は写真撮影のスキルは学べるかもしれませんが、独学の人は特に注力して学ぶ必要があります。
ブライダルカメラマンになるためには、
- センスある写真を撮る力
- いい写真の撮れるシーンを作り上げる力
- 集合写真などでうまく写るよう指示する力
- 写真を加工してよりよく魅せる力
- 機材の使い方
等、多くのスキルが必要です。
スキルを磨けば磨くほど、ブライダルカメラマンとして活躍できるようになります。
服装(スーツ)はもちろん、一眼レフカメラやレンズなどの写真の機材は、自分で用意する必要があります。
その際かかる費用等にも注意が必要です。
また、資格は特に必要ないですが、取っておくと便利なものはあります。
- 写真技能士
- Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
写真技能士は、国家資格の1つです。肖像写真の撮影や製作するのに必要な技能・知識が問われます。実務経験が必要となることに注意しましょう。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験は、AdobeのPhotoshop(R)の、写真の補正やデザインなど、画像編集に関する知識に関するテストです。誰でも受験する事ができます。
②アピールできる実績
実績がないとブライダルカメラマンとして仕事をするのは難しいです。
新郎新婦やそのご家族の方が「この人に是非お願いしたい」と安心して頼めるような理由を作りましょう。
特にフリーランスの場合、会社員以上に実績は重要です。お客様は数多くの依頼先の中からブライダルカメラマンを選びます。あなたが選ばれるためには、お客様にとってあなたが一番のサービスを提供できるということを示す必要があります。
そこで、一番重要なのは実績です。
お客様の立場に立っても、経験のない人に大事な瞬間を任せたくないですよね。
実績を積んだら、それをアピールするために、営業の練習やポートフォリオの作成など、様々なことを自主的に勉強する必要があります。
また、撮影が終わった後にお客様に満足していただけるかどうかが、口コミ評価に繋がったり、次の仕事に関わってきたりもします。
お客様に満足いただけるようなサービス設計についても考えましょう。
フリーランスとして成功できるかどうかは、完全にあなたの責任となってきます。
③結婚式での立ち振る舞いなどのソフトスキル
ブライダルカメラマンとして仕事をする目的は、写真を撮ることではありません。
結婚式をできるだけ素晴らしいものにする、その手段の一つとして写真という形態があるにすぎません。
ブライダルカメラマンになったら、「いかにお客様が満足できるような設計をするか」を常に考えることが大切です。サービス精神です。
写真撮影に限らず、新郎新婦とのコミュニケーションや予定にはなかったサプライズへの対応など、臨機応変に自分に出来ることをこなす力が必要となります。
ここで重要となってくるのは、コミュニケーション能力などのソフトスキルです。
ブライダルカメラマンの専門知識の前に、対人関係をよりよくするための基本的な能力など重要です。
また、入場シーンやキスシーンのような様々な場面のある結婚式での最適な立ち回りなどの力も、お客様からの印象に大きく関わります。
会社勤務のブライダルカメラマンの場合、会場に嫌われてしまうと当人はもちろん会社の評判に関わります。
フリーランスのブライダルカメラマンの場合、嫌われてしまうと二度と仕事を依頼してくれなくなり、悪い評判にも繋がります。
ブライダルカメラマンとしての勝負は写真撮影だけでは決まらないことを忘れないようにしましょう。
ブライダルカメラマンの仕事として、結婚式場の準備片付けやゲストの誘導、植物の手入れなどの雑用もあります。
ブライダルカメラマンのお仕事を見つけたいなら「ふぉとる」
実績を作りたい、あるいは仕事を探したい方にぴったりなサービスをご紹介します。
それは「ふぉとる」というカメラマンの出張撮影サービスです。
特にフリーランスの方は、仕事は自ら見つける必要があります。
しかし、自分の力だけで仕事を見つけ、営業しに行くというのはかなり厳しいですよね。
ふぉとるには約1,000名のカメラマンが登録しており、お客様とのマッチングをサポートしています。
ふぉとるを使えば、あなたにピッタリの仕事が見つかるかもしれませんよ。
【まとめ】ブライダルカメラマンになるにはスキル・実績・サービス精神を順番に攻略しよう
ここまでブライダルカメラマンになるための手順についてまとめてきました。
会社勤務の場合とフリーランスの場合で少し異なってきますが、基本的にブライダルカメラマンになるには、
- スキルを身に着ける
- 実績を積む
- 自分に合った働き方でカメラマンデビュー
この3ステップです。特にスキルと実績があれば、どのような働き方にも対応できます。
その一つ一つの中でも様々な能力が必要で、写真に関する専門的技術と実績アピール、ソフトスキルが重要となってきます。
あなたはどのようなブライダルカメラマンを夢見ていますか?
ブライダルカメラマンは、結婚式という大きな舞台に携わることができ、その写真を残せるため、ロマンが溢れますよね。
その夢を実現するために、スキルや実績を積んでいきましょう。
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