レンズの基礎知識

カメラを使う人が持つべきおすすめメンテンナス用品!持ち運び用も紹介

カメラを使っているとどうしても汚れてしまうことってありますよね。

旅行先で撮影をしていたときに、砂埃を浴びてしまったり雨で濡れてしまったりといろいろなハプニングがあると思います。

そのたびに、しっかりとしたメンテナンスをすることができれば問題ありませんが、実際にすべてのメンテナンス用品を持ち歩くことは現実的ではありませんよね。

そこで今回の記事では、しっかりとメンテンナンスをするための用品毎回持ち歩くべきメンテナンス用品を紹介します。

カメラのメンテナンスを日頃からしなければならない方はぜひ参考にしてください。

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カメラのメンテナンスに必須のグッズおすすめ4選!

では早速、カメラのメンテナンスの必須のグッズを紹介します。

カメラのメンテナンスに必須級のアイテムは以下のとおりです。

  • ブロアー
  • レンズペン
  • クリーニングクロス
  • ドライボックス

これらについてそれぞれ解説します。

ブロアー

ブロアーは誰でも利用しているかと思います。

ポンプを押すだけで勢いよく風が吹き出るので、小さなゴミを吹き飛ばすことに向いています。

カメラ内部のゴミを飛ばすことはできませんが、表面のゴミはほとんど飛ばすことができるので、他のグッズで清掃をする前にブロアーを吹いてあげましょう。

レンズペン

レンズペンは、ホコリやゴミを落とすときにも使えますし、レンズに付着している汚れを落とすときにも使える万能アイテムです。

ブロアーでは届かないところにあるゴミを落とすためにも使えるので両方持っておきましょう。

クリーニングクロス

クリーニングクロスは、レンズのゴミを拭き取るようなものではなく、カメラのボディの外観や液晶画面を拭くためのものです。

間違えてレンズ吹いてしまうと、傷をつけてしまう可能性があるので注意しましょう!

ドライボックス

ドライボックスはメンテナンス用品というよりは、カメラにカビが生えないようにするためのグッズです。

日本は気候の関係上、放置しているとカビが生えやすくなっているのでドライボックスは用意しておいたほうが良いです。

ドライボックスであれば、カメラにとって最適の湿度に自動的に設定してくれるので、カビが生える危険もありません。

高価なカメラを持っているのであれば確実に持っておきましょう。

ドライボックスには、カメラ数台・レンズ数個を入れておけるので場所を取らない点もメリットです。

持ち運び時にも持っておくべきメンテナンス用品4選!

続いては、持ち運びに持っていくべきメンテナンス用品4つ紹介します。

毎回掃除をするのは大変かもしれませんが、最高のコンディションで撮影をしたいのであれば持ち運びは必須です。

また、ゴミを放置しているとカビの原因になることもあるのでなるべき早く対処する必要があります。

そんな状況を回避してくれるメンテナンス用品は以下の4つです。

  • レンズペン
  • 使い捨てクリーニングペーパー
  • 小型ブロアー
  • 先細型綿棒

これらが神アイテムです!

それぞれ紹介します。

レンズペン:これ1つでも十分

カメラをメンテナンスしたことがある方からすれば当たり前かもしれませんが、レンズペンは絶対に必要なアイテムです。

最悪、レンズペンだけ持っておけば応急処置はできてしまいます。

そして、場所をとらないので、カメラバッグに入れておいても邪魔になる心配もありません。

レンズペンを知らない方のために、具体的な紹介をします。

レンズペンの大きさ

レンズペンは上記の写真に写っているペンのようなものです。

大体、10センチほどの大きさで、3色付きボールペンくらいの太さだと思っていただければわかりやすいかと思います。

想像してもらえればわかると思いますが、カメラバッグに入れておいても全く邪魔にはなりませんよね!

その割に性能はとても高いので次に紹介します。

レンズペンの性能

レンズペンの画像を見てもらえればわかると思いますが、片方のペン先にハケがついています。

その部分でホコリやゴミを落とすような仕組みです。

ティッシュや服の袖で拭くと傷になってしまうようなゴミも傷をつけずに除去することができます!

また、ハケがついていない方のペン先にはクリーニングチップが取り付けられていて、ゴミを落としたあとに指紋のような汚れを落としてくれます。

これ一つでレンズの手入れは完璧にすることができてしまいますね!

クリーニングチップは、汚れを吸収するパウダーが取り付けられているので、安心してクリーニングを行うことができます。

そして、そのクリーニングチップは交換式になっているので、そのペンを一回買ってしまえばチップの交換だけで使い続けることも可能です。

そもそも、交換しなかったとしても半年は使い続けることができると言われているので、出費も問題ありません。

レンズペンの種類

レンズペンには、

  • フィルター用
  • レンズ用
  • ファインダー用

と分かれています。

基本的に、レンズ以外の部分に関してはフィルターをつけている方が多いので、実際用意しておくべきなのはフィルター用のレンズペンだけですね。

今回は、外出時の応急処置の面から説明しているので、レンズ用ペンだけをおすすめしています。

しかし、3本セットで購入することもできるので、家でもしっかりとメンテナンスをしている方は3本セットで購入したほうがお得です。

使い捨て用クリーニングペーパー

レンズペンがすごすぎてとても長々と説明してしまいましたが、次は使い捨てクリーニングペーパーを紹介します。

レンズペンのクリーニングチップでも汚れを落とすことはできるのですが、中には対応できないような汚れもあります。

例えば、べっとりとつけてしまった指紋や食べ物を落としてしまった場合ですね。

こんなときには、使い捨てクリーニングペーパーの出番です。

クリーニング液がしっかりと染み込んでいるので、頑固な汚れも一発で落としてもらえます。

かなり強力なので、よっぽど頑固な汚れでない限りは落としてしまえるでしょう。

クリーニングペーパーには、アルコールとアルコールの入っていないものの2つあります。

結論から言えば、アルコール入のクリーニングペーパーのほうがしっかりと拭き取れるのでおすすめです。

まとめて購入することで、1枚10円以下で購入することもできるので、コストパフォマンスも最高ですね!

小型ブロアー:小さなゴミ対策

最後は、小型のブロアーです。

家でメンテナンスするときにも必ず使うアイテムではありますが、今回紹介するのは小型のブロアーとなっています。

大きいほうサイズの勢いのほうがあるのでホコリやゴミも落としやすいのですが、持ち運びには向いていません。

しかし、出先での応急処置であれば小型ブロアーでも全く問題ないです。

バッグに入れていても邪魔にならないことを考慮すると、小型ブロアーがおすすめです。

レンズペンでもゴミを掃くことはできるのですが、ゴミを飛ばすだけであれば小型ブロアーのほうが向いています。

この辺は使い分けが必要なポイントなので、両方持っておきましょう。

先細型綿棒

最後は、先細型の綿棒です。

今回紹介しているアイテムの中で最も邪魔にならないアイテムと言えますね。

邪魔にならないので数本備えておくといいでしょう。

ただし、ゴミやホコリを飛ばす前に綿棒で拭き取ってしまうとレンズを傷つけてしまう可能性が高いです。

綿棒を使用する際には、必ずゴミやホコリを飛ばしてからにしましょう!

カメラのメンテナンスでやってはいけないこと!

続いては、カメラのメンテナンスでやってはいけないことについて紹介します。

カメラのメンテナンスでやってはいけないことは以下の3点です。

  • ホコリやゴミを落とさずにレンズを拭いてしまう
  • 息でゴミを吹き飛ばす
  • ティッシュで拭き取る

これらについてそれぞれ解説します。

ホコリやゴミを落とさずにレンズを拭いてしまう

先程も少し注意喚起しましたが、ホコリやゴミを落とさずにレンズを拭くことは絶対にやめましょう!

レンズには、目で見えないような小さなゴミやホコリが大量に付着しています。

それらのゴミやホコリが付着したまま拭いてしまうと、レンズに傷がついてしまいます。

そうなってしまうと、修理が必要になるので、レンズを拭く前には必ずブロアーを利用してゴミを飛ばしておきましょう!

息でゴミを吹き飛ばす

「ブロアーないし、息で吹き飛ばせば良くないですか?」

このように考えている方もいるかもしれません。

しかし、息を吹きかけてしまうと、レンズのコーティングを痛めてしまいます。

そのせいで壊れやすくなることにもつながるので注意しましょう。

ティッシュで拭き取る

応急処置として、ティッシュを利用する方もいるかも知れませんが、ティッシュに含まれている繊維は硬いので、レンズを傷つけてしまう可能性が高いです。

加えて、ティッシュの繊維自体がレンズに付いてしまうので拭いても意味がありません。

延々と拭かなければいけなくなるので、ブロアーやレンズペンを使用しましょう。

カメラのメンテナンスを怠るとどうなってしまうの?

ここまで、カメラの応急処置について説明しましたが、メンテナンスを怠ってしまうとどのような弊害が起きてくるのか気になりますよね。

結論から言ってしまうと、レンズの中に付着したゴミを養分としてカビが繁殖してしまいます。

カビが繁殖してしまうと、物理的に除去するまで消えることはないのでかなり厄介です。

また、レンズの中にカビが生えてしまうと写真に曇りが出てしまって、思ったような写真を撮ることができなくなってしまいます。

そのため、カメラのメンテナンスは日頃から怠らないようにしましょう。

カビが生えてしまったときの対処方法は以下の記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。

カメラレンズにカビが生えてしまった時の対処方法紹介【対策方法も】久しぶりにカメラを触ってみて、ファインダーをのぞいた時に曇って見えることはありませんか? その曇りというのが、カビということがほと...

カメラはメンテナンスが必須!常にメンテナンス用品を揃えておこう

カメラのメンテナンスの重要性については理解していただけたでしょうか。

メンテナンスをする際に必要な道具は以下のとおりです。

  • レンズペン
  • 使い捨てクリーニングペーパー
  • 小型ブロアー
  • 先細型綿棒

これらは応急処置に最適なので、ぜひ用意しておきましょう。

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